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クリスマス小景 white memory 【RD】 


2008.12.26
Fri
03:19

  SSなど

クリスマス終了、ということでデザインは元に戻しました。


が、今更ですがRDの小ネタを投下です。
前回の呟きに拍手を頂いた(ありがとうございますー)のは「書け」ということかな?
といいほうに取って、頑張ってみました。単に「タイトル入れ忘れてるよ
ってツッコミかもしれませんが。。。

ただ相変わらずシリアスともギャグともつかない中途半端で、
しかも書いた端から書き込んでる状態だから骨組みだけの説明不足っぽいような…
すみません!

でも、初のソウタはちょっと書いてて楽しかったです♪
互いの口調をどうすべきかはだいぶ悩んだんですが、あまり変えない方向にしました。
ハルさん若返って言葉遣いも変わるかなーとも思ったんですけど、
対ソウタだと豹変することもないか、みたいな。
(もともと、この2人はミナモとか久島とかホロンとか、他の誰かを介して
つながってる関係に思えるので)


その他の注意点としては>
・最終回後の話です。
・3シーンで1つの話になる予定なので、このあと2話続きます。

そんなに重い内容ではないので、なるべく短期間で上げるつもりです。
なんたってクリスマスネタなんだしね!(痛)



年の瀬が近付くと、特定の時期にあるリラックスルームへの予約が集中するのは
電理研で暗黙の了解事項となっている……ようだ。
ここ最近、雪原をイメージした部屋の使用許可が欲しい、
なんとか便宜を図ってもらえないか、といった類いの
要望やら懇願をあちこちから浴び続けていいかげんソウタは辟易している。

本来は宗教がらみの記念日だったはずなのだが、この時代この場所において
そんな原則論に忠実な人間は多くなさそうだ。
すくなくとも、統括部長代理に非公式な申請を仕掛けてくる輩の狙いが
神の子の誕生を祝い家族の時間を過ごす、といった敬虔なものでないことだけは間違いない。

(ホワイト・クリスマス、か……)

かるく首を振ってため息未満の呼気を押し出し、メインルームに向かう。

補助具を使っての歩行にも、だいぶ慣れた。
反比例してホロンの手を煩わせる機会が減り、心のどこかで惜しいと思う
己のありようには後ろめたさもある。
──おれは、まだまだ未熟者だ。



「部長代理、」
「──はい?」

物思いに沈んでいたのと呼び掛けた声が思いがけないものだったのとで、
つい間抜けな返事をしてしまいソウタはわずかに慌てた。
黒髪を束ね筋肉質な体躯を白衣に包んだ相手は、そんな様子には気付かなかったかのように
さりげなく近寄ってきた。おそらくは、彼らしい配慮の末だろう。

「突然呼び止めて、すみません。
 先日依頼された調査の結果を渡そうと思いまして。構いませんでしたか?」
「ええ、もちろん。お願いします、」

データを受け取り、ざっと確認する。
意識をリアルに戻しても、わずかに背の高い相手は
急ぎの案件を抱えていないらしく立ち止まったままだった。
──珍しいな。

「……ハルさんも、ホワイト・クリスマスは気になるほうですか?」

なんとなく、雑談を振ってみたくなって尋ねた。
もしも彼に肯定されたら、共に過ごす第一候補であろう彼女を思い
複雑な心境に陥らざるを得ないとはいえ、ただ純粋に興味があったのだ。

「いや、ぼくは──。
 そもそも、雪自体それほど珍しいものじゃありませんしね」

幸いにも波留は肩をすくめ、あっさり否定する。

「そうでしたね。ご出身は……東京でしたか?」
「はい、そうです。まあ珍しくないとはいっても
 降ってるほうの雪であって、積もっているほうに関してはそうでもないのですが」
「ああ、それならぜひ一度、うちの雪原ルームを試してみるといいですよ。
 なんといっても、雪中行軍モードだって体験できる本格派ですから」
「それはまた……ずいぶん、『リラックス』にそぐわない内容ですね?」

いぶかしげな表情で突っ込まれ、ソウタは苦笑した。
たしかに、安息義務に伴うリラクゼーションを目的とするはずの部屋で
過酷なトレーニングというのは、矛盾している。

「──実は前に、クロガネ・シンカイ氏が行ったという寒稽古を
 どうしてもやってみたくて、環境シミュレーションのシステムをいじったんです」
「なるほど、ソウタくんらしい。
 ……しかし、南国育ちの方が単身で挑むのは、なかなか大変じゃありませんか」
「そうなんです。お恥ずかしい話ですが、危うく遭難しかけましたよ。
 あのときも、先生にはお世話になりました──」
「久島に……?」
「ええ。激しい雪と風にやられ方角も見失い、疲労困憊で立ち尽くしたところへ」

ほんの1年ほど前の記憶を、ソウタは懐かしく再生する。

「コタツへ入った先生が忽然と現れ」
「………コタツ!?」
「あのコタツの温もりと、手ずから剥いていただいたミカンの甘さは、忘れられません……!」
「そ、そうですか──。ですが、そういうことならば……たとえばホロンと2人、
 リラクゼーションルームにこもるなんて計画はなさそうですね」
「ホ、ホロンと? ……鍛錬ならばともかく、おれはクリスマスにかこつけたりしませんよ」

突然の話題転換に虚をつかれ、両頬が熱くなるのを感じながらもキッパリと言い放った。
波留は得たりとばかりに微笑んだが、次の瞬間には真剣な瞳になって口を開いた。

「言い出すべきか迷っていたのですが──実は、部長代理に提案があります」

そう前置きして電通された内容に、ソウタは目を丸くした。


 




ちなみに、雪山修行は八甲田山とかイズミ師匠@ブリッグスのイメージで。

thread: RD 潜脳調査室 / genre: アニメ・コミック

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